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2017/05/16 13:19

eavamのバームに使っている白い陶器のうつわですが、これに至るまでにはさまざまな紆余曲折がありました。「化粧品に陶器を使うなんて(割れたら)危ないんじゃない?」「だいいち重いでしょ」「けっこうコストがばかにならないんじゃない?」「軽くて丈夫なプラスチックやポリ容器のほうが無難でしょ」etc.etc.

 

会社の内外からさまざまな意見が出ましたが、当初そのほとんどがこうした否定的な意見でした。

しかし私たちは考えました。ではプラスチックやポリ容器の無かった時代、女性たちはどうやって化粧品を使っていたのでしょうか。少し遡ってガラス瓶の時代は、その美しいボトルを作るために職人たちがその優れた技術を競い合っていたはずです。口紅にしてもまだ、リップスティックが開発されない時代には、アジアの各地で紅皿という愛らしい器がありました。密閉の蓋が無い時代、使い終わったあとに裏返すその所作も美しい陶器の小皿が使われていました。

 

これらは使ったあとにもゴミにはなりませんし、化粧台での役目を終えても美しい調度として、生活のなかでさまざまに、大切に使われてきました。そんな化粧品の器を、現代の窯業技術で敢えて作れないだろうか? という思いがありました。安全で清潔で相応の強度もあり、そして合理的にデザインされたオリジナルの器です。

 

私たちのものづくりの拠点、チェンマイ周辺の北タイは、かつて高度な陶芸文化が花開いた場所です。カロンやサンカンペーン、スコタイにスワンカロークと、それぞれの窯がその高い技術と器の美しさを競いました。ちなみにスワンカッローク窯は日本へは安土桃山時代に伝わり、茶の湯の粋人らが南蛮物として珍重し、「宗胡録」(すんころく)という名で愛でた名品です。

残念ながらこうした北タイの名窯は、王朝の衰亡とともに約400年ほど前にいったん全て廃れてしまいましたが、今でもその優れた陶工たちの末裔はこの地にいます。

そんな歴史のあるこの場所で、かつての文化と陶工たちに敬意を表し、陶器のパッケージを構想してみるのはいわば必然ではないでしょうか?

 

中国の文化大革命から、完璧な形といわれる八角形(オクタゴン)。復興した窯業のエピソード。牡丹や芭蕉、そして鶏に込められた想像力とそのメタファー。今回はそんな北タイの陶器のお話です。(つづく)