大変な暑さも過ぎてようやく身も心もほっとする秋の気配が兆してきました。
とはいえ、まだ暑さと涼しさが交互にやってくる入相の時期。
べたつきに乾燥に夏の疲れ。肌の手入れはどうしたら良いかと迷ってしまう時期でもあります。
中でも洗顔は、夏の肌のダメージで気になる角質などの汚れを落とすだけではなく、保湿が大いに気になり、特に考え込んでしまうものではないでしょうか。
こんな時にとても効果があるのは、実は一番身近にある洗顔料の石鹸です。
夏は、もっぱらさっぱりとした洗い上がりと使い勝手の良さでガスールのクレイ洗顔一筋だった方も、朝や夜のどちらかでも、石鹸洗顔を取り入れてみると、肌がしっとりときめが整うことに驚かれると思います。
夏から秋の変わり目に肌がくすんだり、ごわついたりするのは、夏の間にたまった角質(特にTゾーンまわりや、顎、口角など)の影響です。
これらはタンパク質を主にしているものですが、石鹸の弱いアルカリ性は、このタンパク質を分解したり、脆く柔らかくしてくれるため、汚れを落としやすくしてくれます。重曹泉など、弱アルカリ性の温泉に入ると肌がつるつるになるのを思い出すと、分かりやすいのではないでしょうか。
例えば。
夜はオイルでメイクを落とし、クレンジングと洗顔を兼ねてガスールでクレイ洗顔。
朝は石鹸で、肌をなめらかに洗い上げるのは、いかがでしょう?
石鹸のぴったりした洗い上がりが気になる場合は、あずき粒程度のガスールを石鹸洗顔後に肌になじませて、軽く洗い流すと、石鹸に含まれる油分の手触りが感じられるようになり、しっとりとみずみずしい洗い上がりを感じられます。
また、小鼻などの角質由来のタンパク質や皮脂によるざらつきや角栓が気になる部分は、石鹸の泡を肌に馴染ませたところに、重曹パウダーを更につけて軽くマッサージすると、泡が重曹から発生する炭酸によってより細かくなって肌の肌理の隅々になじみ、また軽いスクラブ効果により効果的にクレンジングできます!
eavamのオリーブオイル石鹸は、エクストラバージンオリーブオイル100%のとても珍しいコールドプロセス石鹸。オレイン酸やビタミンEもたっぷり含んでいるので、洗い上がりは、乳液を肌になじませたようなしっとりとした洗い心地。これからの乾燥しやすい季節にぴったりです。
また、お手元にとどけるまで石鹸を酸化から守っているミツロウのコーティングは、キャンドルとして再利用できます。かすかに蜂蜜の香りがするキャンドルの静かな灯の中でのバスタイムも秋の夜長にはぴったりかもしれません。