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2019/03/21 12:44

今日は春分で日本もいよいよ春目前、桜の開花も間近の心浮き立つ頃ではないでしょうか。
タイは4月のタイ正月が間近となり、日本の夏にあたる「暑季」も本番。乾いて暑い毎日が続いていますが、この季節になると毎年タイの、特にチェンマイなど北タイの人々を悩ませるのが煙害です。今年はとうとう世界で一番空気が悪い地域となってしまいました。



この煙害、山岳民族の焼畑農業が原因と言われてきましたが、実際には山の人々が焼くのは自給自足の畑を持続させるのに必要な範囲だけ。決して環境問題につながる規模ではありません。実際にお年寄りに聞いても健康にも影響が出るような深刻さはここ最近だと言います。
近年の環境保護団体や政府のレポートによると飼料となるトウモロコシなどの単一栽培が広大な面積で行われるようになり、その収穫後の枯れた茎などの焼却や種まきの準備の焼畑が、タイのみならず東南アジア一帯で行われていること、急激なモータリゼーションなどが本当の原因だとか。

先進国と言われる国々の背を追いかけるように、旺盛な消費型社会を目指してきたタイや東南アジアの国々ですが、このような環境問題に直面しつつあることで、これまでとは異なる新しい豊かさ、それぞれの国にふさわしい価値観や暮らし方を模索する動きがあらわれ。プラスティック製の買い物袋を廃止する動きなどはとても積極的になっています。私たちeavamのものづくりも、それぞれの地域の文化や自然にふさわしく、そして新しい豊かさと美しさのある生活を考えていく流れのひと雫になれたらと思います。


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 チェンマイより
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< 在本彌生さんにeavamを撮影していただきました! >


世界中を飛び回りながら、各地の風景や人々の表情の豊かさを美しく、そして刺激的に捉え、紹介している写真家 在本彌生さんに、eavamの工房やチェンマイの撮影に来ていただきました。
チェンマイ市内の市場、スタッフたちのものづくりの様子、伝統的なかご作りのおばあさんの仕事ぶりやカレン族の村、などなど、普段すっかり見慣れてしまった風景が、彌生さんと歩くことで思いがけない表情をもって迫ってくることに驚く、おもいがけず新鮮な毎日でした。

撮影された写真は、今後eavamのビジュアルブック、写真展などでお目にかける準備を進めています。
誰も今まで見たことがないたおやかで美しいチェンマイをご覧いただけることと思います。
どうぞご期待ください!
またショップやギャラリーの皆さま、写真展とワークショップなどの開催に興味をお持ちの際は、ぜひご相談ください。


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アースアワーにミツロウコーティングの石鹸を!
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3月30日はアースアワーです。
アースアワーは、WWFが提案する各地の20:30を迎えた地域から順次消灯し、夜の暗さが地球をぐるりと一回りリレーされることで、世界中の人が同じ日・同じ時刻に消灯することを通し、地球温暖化防止と環境保全の意志を示し、意識するプロジェクトです。
普段からできる限り余計な電力は使わない、できるだけプラスティックは使用しない、ゴミは出さないことなどを念頭にものづくりをしているeavamですが、この日の夜は、それぞれの家であらためて部屋の明かりを暗くし、ミツロウのろうそくを灯して過ごしてみようかと話し合っています。



eavamのコールドプロセス石鹸は、
使った後にできるだけ何も残さないことをコンセプトに、包みは手漉き紙と未精製のヘンプ糸、石鹸の品質保持の真空パックをプラスティック袋の代わりに天然のミツロウでコーティングしました。
使用する際、紙や糸はリサイクルまたはリユース、石鹸を取り出した後のミツロウのコーティングは、木製品や革のお手入れなど暮らしのなかのワックスはもちろんですが、粘土や木綿糸の開封用リードを灯芯にミツロウキャンドルにすることができます。

トルコのエーゲ海沿岸に広がる樹齢数百年というオリーブの木々が茂る無農薬栽培の畑から収穫される、オリーブの果実から絞ったエクストラバージンオリーブオイルの肌に優しい石鹸で肌や髪を洗い清め、その石鹸を包んでいたミツロウを粘土のように練って作ったお手製のキャンドルの灯りでゆったりとお風呂に入り、私たち自身の身体の多くの比率を占めている水のあたたかな手触りに包まれながら、普段の夜の闇の帯が地球をぐるりと巡る様子を思い浮かべてみる。
そして、小さな灯火や石鹸の手触りに、様々な国の誠実にものづくりや地域に向き合う人々のこともまた、想像してみる。
そんなアースアワーの夜の過ごし方はいかがでしょうか?